投資、運用

アンティークコイン投資

こんな方におすすめ

○経済危機に強い実物資産を持とうと考えている方。

〇子孫まで残せる実物資産が欲しい方。

今年の2月は、株高が騒がれていました。

まだまだ上がりそうな気配ではありますが、株や現金、そして債権という”ペーパー資産”

の怖いところは、経済危機になると、価値が極端に下がってしまうことにあります。

1か月前は一万円だったのに、今は五千円の価値しかなくなった・・・

なんてことが、リーマンショックやコロナショックなどには、普通に起こってしまうのが、株や債券です。

まあ、数年経って危機を脱すればほとんどの確率で値が戻るのですが、それでも、その間に目減りした資産を抱えているのは、耐えられないですよね。

ましてや、レバレッジや借入でこういう資産を持っていると破産しかねません。

そこで今回ご紹介したいのが、金(ゴールド)と同じように経済危機などで資産価値が上がる”アンティークコイン”です。

投資ではあるので、価格が下がることも確かにありますが、株などですと持っている会社が倒産すればただの紙切れになってしまいますが、コインは価値が無くなる可能性は限りなく低いのが強みです。

昔から投資の世界では、

「1つのカゴに全てのたまごを入れるな」

という格言があるように、例え経済危機になっても価値が下がらない実物資産を持っているのは、大きなリスクヘッジになります。

特に、今は株高で、コインは見向きもされません。

しかし、経済危機やパンデミックなどの時には急激に注目が集まって、価値が上がります。

投資の神様である、ウォーレンパフェットはこんな事を言っています。

”人々が見向きもしない時に、安く投資対象を買う”

そして、

”人々が恐ろしくなって売り始めた時に、怖がらずどんどん買っていく”

そうであれば、今のアンティークコインは買い時ですね!

あなたが、昨今の株高で利益を上げることができたのなら、その一部のお金をこういった実物資産に分散投資するのは、賢い選択かもしれません。

そんな理由から、今回はこの本をご紹介したいと思いました。

では、本題に入りましょう!!

ところで、アンティークコインってどんなものなの??

という疑問にお答えするために本書から抜粋してご紹介致します。

どんなコインが価値があるのか?

専門的な事は本書に委ねるとして、コインは以下の条件で価値が変わるようです。

○残存枚数。

○デザイン。

○コインの状態。

○発行された国。

当然、人気のあるコインは残存枚数が少ないほと貴重で、価値も上がります。

コインの状態もしかり。

デザインの良し悪しも価値に関係するようです。

後ほど、この本に紹介しているコインの一部を写真でご紹介しますが、価値のあるコインは、やっぱりデザインも美しいんです!

その他にも、これから人気の出てきそうな地域のコインの予想も書いてありますし、

オークションでの購入方法や売却方法も詳しく書いてあるので、この本一冊でコイン投資の基礎知識は充分学べます!

もう1つ、私が強くお勧めする理由に、デザインの良いアンティークコインは投資としてだけではなく、美術品としても価値があるのではと思えるような美しさです。

ここから先は、人気で価値のあるコインを写真でご紹介致しますので、是非ご覧になってみて下さい。

美術品としても価値の高いコイン

これはもう、写真で見ていただいた方が早いですよね。

では、我が国のコインからご紹介致します。

明治3年発行。旧20円金貨。↓

続いては海外のコインをご紹介していきます。

カエサル刻印。共和制ローマのアウレウス金貨。↓

1696年ハンガリー。レオポルド一世1タール。↓

アレキサンダー大王時代のスターテル。↓

1915年パナマ太平洋博。記念50ドル金貨。丸型。↓

1685年ブラウンシュバイクの3ターレル。「リュートを弾く美女」↓

1742年メキシコ。フェリベ五世8エスタード。↓

1799年アメリカ。10ドル金貨ラージイーグル。↓

どうでしょうか?

これらは本書で載せられているほんの一部ですが、投資対象としてだけではなく、美術品としても価値が高いと思うのです。

金や銀で出来ているということもあり、デザインとも相まって宝石をみている気分になります。

個人的には、明治のコインとアレキサンダー大王のコインが好きです。

またオークション価格もちょっと調べてみたんですが、パナマ太平洋博金貨などは、日本円で軽く1、000万円を超えています!!

こういった希少性のあるコインは、じわりじわりと、年月が経つごとに上がってるみたいですね。

最後になりましたが、株などと違って価値が無くなることのないアンティークコインもリスク回避資産として持っているのも良いかもしれません。

私もこれを書いていて欲しくなってきたので、もう少し詳しく調べてみようと思います。

読みやすさの難易度 少

出版社 クロスメディア、パブリッシング

著者  田中徹郎

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