成功の心構え(マインドセット)関係

コラム  リーマン根性、経営者根性。

こんな方におすすめ

○リーマン(サラリーマン)と経営者の決定的な違いが知りたい。

○独立、開業ではどんなマインドが必要なのか知りたい。

なんで、プレビュー画像がライオンなんやねん!!ってオチは、後ほど分かります。

さて、本題です。

今、リーマンから抜け出して、独立したい方は、会社に辞表を叩きつける前に、読んで下さい。

ってエラそうに書いてますが、これを読んでいる方には、出来るだけ失敗しないで独立して欲しいですからね。

独立って、誰にも支配されず、自分のペースで、自分の思ったように考え、誰にも縛られなくて、勝手気ままに仕事ができる・・・

そんなイメージがあると思います。

事実、怪しげな情報商材なんかは、こんなうたい文句、多いですよね。

一日10分で、毎月100万円!

今週はバリ島、来週はパリ!毎日が日曜日!

結論からお伝えしましょう!これは可能です。

ただし、ただし・・・開業当初の、地獄のような3無いを乗り越えたら。ですが、

3無いとは、 カネなし、コネなし、客なし(人脈ナシ)のことです。

リーマンの頃は、嫌な上司がいようが、嫌な仕事だろうが、お金は入ってきます。

給料が良い、悪いは別として、一日働いて0円ってことはありません。

ところが、開業してお客さんがいないと

プー太郎同様、ヒマだけどお金が入ってきません

そして、焦って営業や広告打ったりや電話かけまくったりやいろいろやるんですが、焦りが全面に出てしまってるので、見込み客もそれを見透かして、買ってくれないという悪循環にハマってしまう・・・よくあるパターンなんです。

ホントに、泣きたくなるし、気が狂いそうななるし、家族の顔はよぎるし・・・

いいことが何一つないけど、お客さんが付いて少しづつ軌道に乗り始めると、少しづつそれが無くなっていきます。

何かの拍子であなたの商品が話題になったり、評判が良くなると、急に忙しくなって、お金も回り始める!

そこから、誰かに仕事を任せて、給料、経費、スタッフの維持管理費がまかなえて、それでも余裕がでてきて初めて、バリ島やらブランド時計やらが見え始めるんですが、こうなる前にほとんどの人がリタイヤして、またリーマンに戻るか破産しちゃうんですね。

この明暗を分けるのは、選んだビジネスと、集客力がある、無いも大きいのですが、

一つはマインドです。

独立したら、”金はすべて自分で稼ぐ”このマインドが徹底してないと、多分負けます。

リーマン時代のように、とりあえず仕事すれば金が入る。なんてことは絶対にあり得ません

例えて言うなら、

リーマンは、全員で稲を植えて育てその一部をもらう

農耕民族

開業したては、(お客さんが一定数つくまでは)

自分で獲物を探し、捉えて喰う、

狩猟民族

となります。真逆ですね。

言葉は悪いですが、自分で獲物を取ってこれない者には容赦のない世界です。

特に、大企業で中途半端な役職に居た人や、その中でも営業畑出身の人は、この

”狩猟民族”の本能が無いと、確実に泣きをみます。

これは実話で私の身近にあった話。

○菱関連の大企業で営業畑にいた方の話です。

彼は50過ぎに、退職して独立しました。

現役の頃は、自社のシステムを数千万単位でいくつも契約を獲得してきた、自称

強者

でした。

実際にコミュニケーション能力もあり、話も上手な方でしたが、その方は、1年もしないうちに○菱よりはるかに小さい会社へ、再就職してしまいました。

どうしてそうなったのか、自営の方なら理解できると思います。

実は、この方が”営業ができた””成績が取れた”のは、

99,999999%、 ○菱という肩書があったから。

○菱よりそう大きな会社なんて日本にはそうそう無い訳で、商談相手が中小企業なら、取り敢えずは会って話を聞いてくれるパターンが多いはずです。

その中小企業の社長や営業担当の気持になってみれば、それは明らか。

○菱と取引がある。っていうだけで、充分なネームバリューになるからです。

で、その肩書を失った彼には、何も残りません。

まずは話を聞いてくれない。テレアポやどさ回りという、泥臭いことを必死にやって、必死にコピーライティングでも覚えて、自腹でDMを送り、やっとこ商談を取り付けて、見込み客の心の動きやニーズやウォンツを必死に見抜きながら、最も信頼のある言葉と保証と約束を取り付け、何とか仮契約に至る。

どこの馬の骨か分からない男が、○菱という肩書のない状態でモノを売る場合、こういった泥臭いプロセスを越えて、初めて契約にたどり着ける。

この方、商談でよく言われたそうです。

今は、○菱とはつながりは無いんですか?もしあれば、そちらの方をご紹介願いたいんですが・・・

相手が求めているのは、彼ではなく、彼の商品でもなく、以前のネームバリュー。

この”現実”を目の当たりにした彼は、落胆しながら中小企業に再就職しました。

こんなもんです。彼の場合、ネームバリューが強かった分だけ、余計始末が悪い・・・

3無いを我慢して、乗り越えれば、あるいは毎日が日曜日、ゴルフ三昧も、あるかもしれません。(実際は忙しくてそれどころではないけれど・・・)

ただし、開業したからには、農耕民族のリーマン根性は、捨てきらないとキツイです。

あの、嫌で仕方なかった上司の顔や、嫌で仕方なかった仕事が、懐かしく幸せだったと思うくらいの日々を乗り越えて、そして、晴れてリーマンでは絶対できない、ステータスと収入が手にいれられる!

開業は、狩猟民族開始!!くらいの意気込みを持って、誰にも頼らず、自分だけの力で獲物を取る。そのくらいの覚悟で始めれば、世間が言うほど、稼ぐのは難しくありませんよ。

PS

夜の世界に行くと、オーナーママ&売上トップの女性と、バイトのホステスの貫禄がまったく違うのは、多分、この経験の差だと思います。

キレイなママや煌びやかなナンバー1ホステスは、実はライオンさん(狩猟型)だったりするんですよね。

こんなこと書くと、怒られそうですが・・・(笑)

あわせて読みたい