先日、昔勤めていた同僚からラインが入ってました。
○○さん、昨日、亡くなりました。
○○さんとは、勤めていた会社の事務員の女の子。
旦那さんが、起きてこない彼女を見にいったら、冷たくなっていたそうです。
私は、その彼女と去年会っていました。
彼女は、妊娠していました。
43歳という年齢での妊娠なので、絶対安静という条件で、出産を決意。
彼女自身も、長い産休を取り元気な時は顔をだしてくれていました。
血圧が高いので、最近はしっかり静養していたのですが、その甲斐虚しく、
8か月の男の子の赤ちゃんと共に、お亡くなりになりました。
高齢出産という、高いリスクを冒してまでも、それでも、子供を産みたかった・・
でも、それも叶わなかった。
私は、涙が止まりませんでした。
彼女の無念は、私たちには到底、理解できないほどのものだったでしょう。
赤ちゃんの名前も決まっていたようで、お通夜に参列させていただいた時、
一人残された旦那さんの顔を、正面から見られませんでした。
その日は、何度も、何度も、泣きました。
元気だった頃の彼女の姿。お棺に入れられていた時の姿。
思い出しては、泣きました。
何も悪い事してないのにね・・・それでも、非情に二人の命を奪った運命に
心の底から湧き出る悲しみを抑えられなかった・・・・
”今生”は、とても悲しい結末で終わってしまったけど、来世こそは、彼女と、赤ちゃん、
そして悲しみを必死でこらえていた旦那さんともう一度巡り合って、幸せに、天寿を全うして下さいと、祈ることしかできなかった自分。
私は、今、こうして”生かされて”いる。
だったら、生きている自分は、
今、この瞬間を全力で生きようと
心に誓った一日でした。
能登地震でも、最愛の奥さんと、お子さん3人を奪われた警察官の方がいらっしゃいましたね。
彼も、
「奥さんや子供たちの分まで、精一杯生きていこうと思います」
とおっしゃっていました。
成功や自分の夢を追いかけて生きていけるなんて、贅沢の極み。
たとえ失敗したとしても、生きてさえいれば、何度でも復活することが出来る。
こういうプログを書いていられるだけでも、充分過ぎるほど、幸せなんだ。
そんな気持ちを抱かせてくれます。
生かされていることに感謝して、精一杯生きる。
それを教えてくれた、彼女と、この世に生まれ出ることができなかった赤ちゃんに
心から感謝したいと思います。
来世では、絶対に幸せになって下さいね。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
私事を書いて、ごめんなさいね。
今、こうして生きていて、夢や成功を追うことのできる有難さを少しでも感じてもらいたくて、思わず書いてしましました。