こんな方におすすめ
〇ライバルと圧倒的な差を付けたい方(ビジネス)
〇事業をもっと広げたい方。
〇もっと儲かるビジネスの仕組みを作りたい方。
〇効率よくビジネスを回したい方。
この4つのどれかに気持ちが突き刺さったのなら、この本は読んでみる価値があります。
どうしても自分の頭でビジネスアイデアを考えるのは限界がありますので、そのためにこういったノウハウはあなたに大きなヒントを与えてくれます。 例えば、
〇他業種から知恵を借りて、ライバルとの圧倒的な差をつける。
〇顧客とのつながりやサービスを劇的に変えて、何度も買ってもらう。
〇あなた独自のUSPを作り、業界で目立った存在になる。
〇自分や自社にないスキルや資本は、他と組めばいい・・・
本書では、こんなノウハウやスキルを手に入れることが出来るので、今の現状を突き破りたい方は読んでみて下さい。
さてさて、本のご紹介ですか、ジェイ・エイブラハムの本はページ数が多いので、どうしても紹介量も多くなりますが、ここでは2章から18章までの内容を簡単にご紹介しますね。
1章は全体の紹介なので省きます。
気になった項目はメモして、本を手に入れた時にそこから読んでも大丈夫です
さあ、少し長いですが始めます!
2章 ブレイクスルー起こす。
あなたが今いる業界の人たちが従っている慣習に縛られることなく、ブレイクスルーを起こします。そのための方法として、
「他業種の知恵を借りる。それを自分の業界に当てはめてみる」
「今ある商品やサービスを他の用途や目的に使うことができないか?」
「古いものを新しく取り入れてみる、”再生”の方法」
などなど、ブレイクスルーを起こすための頭の体操と、心構えなどがこの章では知ることが出来ます。
これを冒頭に持ってきてること自体が、すごく大切だからだと私は思う。そもそも、消費者から見てライバルと圧倒的な変化があなたになければ、ブレイクスルーとは言わないですからね。これがハイパワーマーケティングの基本になると言ってもいいくらいです。
詳しくは本書にお任せして、次へ行きますね!
3章 自分の弱みと強みを知る
よくあるビジネスの分析手法ではありますが、ここでは50項目あるクエスチョンをチェックして、ご自分の弱みと強みを発見していきます。其のうえであなたが何に力を入れてビジネスを進めていけば良いのかも、この章では教えてくれます。
4章 卓越の戦略をマスターする。
ここでは、商売に対する考え方を変えてみましょう!!
自分や自分の会社、そして商品を中心に考えていた思考を、”お客様”を中心に変えてみる。
お客様とは、あなたにとってどんな存在なのか、もう一度深く考えてみて下さい。
商品を売る相手としててではなく、”考えを持った人である”と思考を変えてみると、今までと違ったサービスの提供や付加価値の提供というアイデアが思いつくはずです!
5章 再購入システムを確立する。
一度買って頂いたお客様に繰り返し買ってもらうリピート戦略のことです。
その場の売上だけを追うのではなく、
「顧客一人一人の「生涯価値」 を算出してみる。
生涯価値が分かるようになると、最初は例えば赤字のビジネスであっても、最終的にはライバルより圧倒的な利益を生むことが可能になります。
その理由はなぜなのか?それをこの章では知ることができます。
6章 あなた独自のUSP(相手に伝わる、あなただけのビジネスの特徴のこと)を提供する
USPを見つけ、それをお客様に伝えると、どんな効果が起こり、利益につながるのか?
また、そのUSPをどう作ればよいのか?それをこの章でレクチャーできます。
作り方の9項目を実際にやってみて、ご自分のUSPを考えてみて下さいね!
7章 リスクリバーサルで顧客の不安を軽減する。
ここで言うリスクリバーサルとは、お客様があなたの商品を購入するときに生じるハードルを下げるという意味になります。
当然、ハードルが下がるので、あなたの商品を買ってくれる確率が高くなりますよね。
本書では、実際にトレーニングジムで行った事例や、他にも
”正しく効果的な保証”の付け方や提案の仕方などがいくつか紹介されています。
ここで、ジェイが言っているリスクリバーサルの考え方にもちょっと触れてみます。
これは大切だと思ったので抜粋して書きますね。
「あなたが示した提案に対する、お客様が生じる財政的、心理的、あるいは感情的なリスクをと取り除く」
これが考え方の基本です。
当然ですが、これをできる限りクリアすれば、あなたはライバルとの競争に優位に立つことができるのはお分かりになると思います。
8章 選択の幅を増やす。
お客様があなたの商品を選ぶレパートリーを増やしたり、セット売りにしたり、サービスを追加したり、ボリュームを増やしたり・・・といった方法をここでは紹介しています。
そうすることで、客単価をあげることができたり、保障やサービスを追加することでお客様満足に繋がるという発想です。
分かりやすい事例では、カーディーラーが当たります。
車を買ったら保険もご一緒にどうですか?とか、サンバイザーもオプションで付けますか?というあの感覚です。
9章 テストマーケティングを繰り返す。
とにかくお金をかけないで、小さなことを細かくテストするという考え方です。
テストマーケティングというと、新商品を販売して、HPを作って、モニターを募集して・・・なんて想像してしまいますが、ここではそんな大それたことではなく、
売り先を変えてみたり、使い方を変えてみたり、アプローチを変えてみたり、パッケージを変みたり、特別価格や価格を変えてみたり、アップグレードしたり、フォローを追加したり・・
といった、ちょっとの手間でできるテストのことを指します。
こういう小さいテストを重ねて、一番効果が大きいものを探すための方法が書かれているのがこの章です。
さあ、ここまでで、あなたのビジネスのお役に立ちそうなヒントはありましたか?
もちろん、これらは要点を抜いて書いてるだけなので、本書ではもっと深く知ることができます。
ちなみにジェイ・エイブラハムって、こんな人物です↓
イケメン紳士ですよね。でも70歳を超えているおじいさんですが、そんな風に見えない。
今回のプログは長いですので、珍しく画像入れてみました(笑)
次は、ジェイの最も得意なこれのご紹介です!
10章 ジョイントベンチャーを仕掛ける
他の企業がすでにお客様獲得のために使ってきたお金や、築いてきた信用、強いつながりをそのまま活用してしまおうというのが、このジョイントベンチャーです。
でも、相手も苦労して築き上げてきた資産を、そう簡単に使わせてくれるわけがないですよね。
そこでこの章では、それをどう交渉するのか、また相手にどういったメリットを提案すればジョイントベンチャーが成功するのかなどを紹介しています。
特に、起業したての方には必須のスキルです!
自分で1から開拓して販路を広める方法もありますし、その方が利益を独占できますが、これには途方もない時間がかかります。
それをショートカットするためには、ジョイントベンチャーが一番!!
この章のノウハウだけでも、本のお代は充分回収できると思いますよ!
私自身も、最初にビジネスを立ち上げる時や、新しい商品を売る時には、必ずこの方法を使います。イメージとしては、自分一人だと一本釣りですが、網を持っていて大量に獲物を取る相手である”網元”を探す感じですね。すこし例えは悪いですが・・・
11章 紹介のシステムを作る。
お客様からご紹介をたくさんしてもらえば、わずかな時間で数倍の成果が得られるし、利益も上がりますよね。
ここではジェイ式の紹介プログラムがいくつか載せられています。
相手からの信頼を勝ち取ることからはじまり、具体的にどういう順番で、どのようなアプローチで紹介を頂けば良いのかという方法と、それを仕組み化するためのノウハウをここでは得ることができるでしょう。
12章 関係の途絶えたお客様を取り戻す
ビジネス用語での、”休眠客”の呼び起こしをするための方法です。
お客様があなたの商品を利用しなくなった3つの理由を紹介しており、それぞれの対応方法がこの章では知ることができるでしょう。
一度途絶えたお客様との関係を、どう修復していくのか?
これを知ることで、再びお客様になっていただく突破口が開けるかもしれません。
13章 ダイレクトメールを効果的に使う。
これに関しては、DMではなくとも、ラインやメルマガ、SNSで応用可能ですね。
でも、個人的にはDMの方が最終的には効果が高いと思っています。
本書ではアメリカ式のダイレクトメールトークになってるので、そのままでは使えないでしょう。
ですから、日本で効果があるDMを作りたければ、以前このプログでもご紹介した、
〇セールスコピー大全
〇魔法の手紙DMが面白いほど書ける方法
といった書籍をご参考にしてみて下さいね!
14章 可能性の高い見込み客を特定する。
この章では、あなたの商品を買ってくれる見込みの高いお客様を見つけるための方法が書かれています。
分類(カテゴリー)別のリサーチや、ペルソナからリサーチする、もしくはご自分の購入済みリストからリサーチするノウハウがありますが、専門的に見込み客を見つけたいのであれば、もっと詳しく調べられたほうが良いかもしれません。
15章 テレマーケティングを活用する。
新規でのテレマーケティング、既存客へのテレマーケティングをどのように行えば効果が良いのかが書かれています。
また、トークの組み立て方も書いてはありますが、アメリカ式のフレンドリー口調ですので、この章を読んでノウハウが欲しい場合は、本書の中の太書きの部分を参考にしてみると良いですよ
その他には、
16章 お客様との関係を維持し深める戦略。
17章 目標を達成するために過去を分析する。
18章 成功に終わりは無い。
といった構成になっています。
この辺りは、ご自分で読んでみてご参考にしてみて下さい。
なぜ、この3つの章は説明が無いのかというと、ボリュームが無かったから。それだけの理由です。書くのがメンドクサクなったという訳ではないですよ(笑)
そして、最後の章になります。
19章 あなたは、自分が思っているより恵まれている
この章は、本書のまとめのような構成になっています。
この本を応用すれば、
もっと自由な時間を得られる。
出世コースに乗れる。
旅行を楽しむことができる。
理想の家を設計して建てることができる。
もっと子供と一緒に過ごすことができる。
ただし、これを実現するには、
この戦略を熱心に根気よく応用し続けること。
そして、
「あなたが独自のルールを決め、この本が与えた概念を自分なりに組み合わせ、解釈して使うことが大切である」
と述べています(本とは少し言葉を変えていますが、ニュアンスは合わせてあります)
確かに、本書の内容を全部ではなくとも、一部でも実行すれば、確実に効果が得られるはずです。その理由は、あなたのライバルは、本書のような方法をほとんど実践していないから・・・
でも、それには頭を使って行動と実践を繰り返すのが必要ですが、何とかそこは未来を信じて乗り越えて欲しい。
そして、1人でも多くの方が、こういう良書を読んで行動し、成功を掴めることを願ってやみません。
皆さまに、より良き明日が訪れますように・・・・
読みやすさの難易度 高
出版社 インデックスコミュニケーションズ
著者 ジェイ・エイブラハム
*本書について。
Amazonで検索すると、9万円とかで売られている高価な本ですので、今回はAmazonへ飛ばさないことに致しました。(絶版なのかな?)
ヤフーオークションやメルカリですと、6,000円~9,000円前後で中古が売られていますので、欲しい方はそちらから購入することをおススメ致します。
尚、今回ご紹介した内容は旧バージョンで、新しいバージョン(新訳)が発売されています。
一応、新しいバージョンの画像を乗せておきますね↓