こんな方におすすめ
〇目標を立てるなら、結果をしっかり出したい方。
〇実行できて、成果のでる事業計画作りたい方。
〇コーチング、コンサルタントの仕事をしている方。
(クライアントが実行できる計画を教えるため)
戦略って書いてるから、難しく感じるけど、
ようするに、
実行できて、結果がでる、
”計画”
を作りましょう!そのためのどうする?
っていう話。
本の内容としては、
1805年の、フランス、スペイン艦隊とイギリスの戦いの話や、
(これは良い戦略の見本)
アメリカのリーマンブラザーズ(金融危機で潰れた証券会社)の戦略など、
(これは悪い戦略の見本)
良い戦略、悪い戦略の事例をこれ以外にもふんだんに紹介しています。
ああ、良い戦略(計画)と、悪い戦略(計画)って、こういうことなのね!!
というのが、まずは事例で理解できるのが良いです。
そこからは、良い戦略(計画)を立てるには、どういったことに注意して、何を
考え、どこに力や資源を集中していけば良いかの方法を、順番に教えてくれて
くれる段階に入っていきます。
例えば悪い戦略の見本として、
〇スローガンばかりで実行できない、曖昧な戦略をかかげている。とか、
〇目標と戦略を取りちがえている。とか、
〇重大な問題に取り組まず、理想ばっかりの戦略。
といった、間違った戦略では、結果がなぜ出ないのかの説明や、
良い戦略の見本として、
〇きちんと現実を観察して、何が足りていて、何が足りないのかを判断し、
何を優先すればよいのかをじっくりと組んでいく。 とか、
〇何をやって、何をやらないのかをしっかりと戦略に組み込んでいく。とか、
〇具体的にどういう行動まで落とし込んで実行するのか。
といった良い戦略の考え方や、実行の方法までを詳しく書いています。
ほとんどの企業や個人は、間違えた戦略(計画)を立ててしまうので、
思うように結果が出ない。また、実現しない。
それを、しっかり実現出来て、結果として成果があがるための方法や事例、
考え方を紹介しまくっているのが、この本です!
どうすれば、自分が立てた戦略(計画)を
実行できて、成果を出すことが出来るか。
これをしっかり学んで、意地でも結果出したい!!
という方には、かけがえのない良書なはず。
また、コーチングやコンサルタントなど、計画を結果にまで結びつけるための
アドバイスをしているような方は、もはや必読書となるはず・・・
~ただし・・・・・!!!~~
注意事項を二つ三つ・・・・
ページ数がムチャクチャ多い!(400ページ越えてます)
*ふせん貼りまくりで格闘しました((笑)
事例とか、考えることが、ムチャクチャ多いので、ノートに書きながら読ま
ないと覚えられない(特に私は、物覚え悪いので・・・)
この本の考え方や知識を、あなたやクライアントの戦略に落とし込むまでに、
かなりの頭脳ワークが必要。
それでも、これを自分のものにすれば、なり前進が期待できるので、私個人と
しては、良書として考えています。
読みやすさの難易度 高
出版社 日本経済新聞出版社
著者 リチャード・P・ルメルト
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