こんな方におすすめ
〇ライバル会社と差をつけたい
〇お客さんの信頼を勝ち取って、ファンにし、独占したい
〇利益を創り続けるための戦略を立てたい
〇集客、販売、お客様を囲い込むための荒業が知りたい
アメリカの、超有名なコンサルタント、ジェイ・エイブラハムが書いた本です。
タイトルは、「逆境」とありますが、利益が減ったり、お客さんを他社に奪われそうに
なった時や不況以外でも、ビジネスで充分に使える方法が数多く書かれています。
アメリカの事例が多いので、日本の風習と少し違う事もありますが、少し変えれば
充分使える内容です。
個人の方よりは、小企業の経営者、自営業者、これから独立して会社を大きくしたい人
向けですね。
大きく分けて、全体では次の事が書いてあります。
〇ライバル会社には無い、差別化した戦略を作る方法。
〇他社と同じことをせず、頭１つ抜きんでた存在になるやり方。
〇市場で存在感をガッチリ出す方法。
〇ライバルと違う、変わった売り方、マーケティング、顧客獲得。
〇お客さんに大切にされ、ファンになってもらい、しかもライバルではマネの
出来ない方法でお客さんをつなぎ留めるやり方。
とくに、最後のお客さんにファンになっていただき、ライバルがマネのできない方法は
手を変え品を変え、何度もその大切さを説いています。
乱暴に書くと、ライバルと違うことをやって、お客さんにこれでもかという価値と
共感を持ってもらい、売り上げを上げ続ける戦略を持ちなさいという話。
でも、奥が深いので、かなり学べる部分はあります。
ただし、知識だけではだめで、
”実践ありき”
が大前提ですが・・・・・
ビジネスの”荒業”も事例豊富です
例えば、あるソフトウェア社が、ライバル会社のソフトを買い取り、その費用を値引きして自社のソフトウェアを売るという荒業などもあります。
日本では、携帯会社がこれをやってましたが、この事例だけではなく、他にもたくさんの
事例が満載してるので、少し変えれば、あなたの会社やビジネスで充分使える”荒業”が
必ず見つかると思います。
この荒業を読んでるだけでも、実践できるものがあるので、それだけでもこの本の価値以上にはなるはずです。
ジェイ・エイブラハムは、アメリカでは一流のコンサルタントに名を連ねているので、
参考になる部分や、経営に活かせる内容はかなりあります。
彼自身も、独学でコンサルタントを始め、自分自身の力でミリオネアになり、クライアントにも相当の利益をだすアドバイスもしているようです。
ビジネス書がダイスキな私も、この本の内容を実践して集客に成功しました。
私が実践したのは、事例紹介の中の、革製品のハイヒールの部分。
高価な革製品を、ちょっとした切り口を変えただけで売上が伸びたという事例があったの
ですが、これを応用して営業トークとPOPを作りました。
(内容は本の中で詳しく書いてあります）
ちょっと難しい内容もありますが、真剣に会社を大きくしたい、将来ビジネスで成功したいという方は、読んでみる価値ありです。
でも、考えるのがメンドクサイという方や、今のままで充分と感じている方には、この本は
眠たくなるだけなので、止めておいた方が無難です。
PS
アメリカはコテコテの競争社会なので、ビジネスの競争も激しい。
だから、こういった優秀な、それでいて実践で使える提案をするコンサルタントがたくさん
います。
私も、アメリカのコンサルタントの本はたくさん愛読してるので、今後もどんどんご紹介
していきますね！
読みやすさの難易度 高
出版社 ダイレクト出版
著者 ジェイ・エイブラハム
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