婚活パーティに参加したら友達ができたお話

趣味に没頭しているうちに、気づけば30代もあと少し。
今さら結婚なんて…と思いつつも未練を捨てきれず、勢いで知人に紹介された婚活サイトに飛び込みました。
初めて参加したパーティはテーブルに2対2で着席し、一定時間ごとに男性が席を移動していく形式でした。
一人での参加だったため、相手の男性はもちろん、もう一人の女性とも初対面です。
軽い挨拶を済ませ、あとは食事をしながら親交を深めるだけ…なのですが、年齢も職業もばらばらな相手です。何か一つ聞くのも探り探りになってしまいなかなか進みません。
ましてやこの年まで結婚に踏み切れなかった者の集まりですから、どうしても慎重になってしまいます。
どうにか聞き出した趣味から話を広げようにもハンドメイドに旅行、野球に魚では共通点が見つからず広げようがありません。
当たり障りのないじりじりとした会話だけで席替えの時間が来ました。
二組めもあまり盛り上がらず、残るは一組。
今日はこのまま終わりそうだなと疲れた気持ちになりかけていたときのことです。
今までと違ったのは。
最後の席移動が終わったあとの自己紹介で、同席の女性ははっきりと言いました。
「アイドルが好きです。趣味はライブ鑑賞です。全国どこでも行きます」
あの時の衝撃は忘れられません。
思えば彼女はひどく酔っていたのかもしれません。
しかし旅行と濁されていた趣味の真実を知り、気づけば私も本当の趣味を告白していました。
ハンドメイドと申告していましたが私の本当の趣味は舞台俳優の追っかけでした。
そこからは似たような趣味をもっていることがわかったことで男性陣を置いて大盛り上がり。男性陣には申し訳ないですが本当に楽しかったです。
残念ながらこのパーティでは結婚に繋がりませんでしたが、彼女とは連絡先を交換し、飲みに行ったり二人でパーティに参加しています。
この年になってから友達ができるなんて思ってもみなかったので、最良の結果になりました。