”売る”ための伝え方

セールスコピー大全

こんな方におすすめ

○DMを出してお客さんを獲得したい方。

○売れるランディングページを作りたい方。

○人を惹きつけるプレゼンをしたい方。

○説得力のある商談資料を作りたい方。

○プログの文章が上手くなりたい方。

私は、セールスコピーをものすごく重要に考えています。

大げさではなく、自分の分身、または自社の営業マンと同じくらい、

重要に考えています。

なぜなら、文章だけで、モノを売ったり、問い合わせをもらったり、商談にまでこぎつけることが出来るから。

たった4枚の紙きれが人を動かし、売り上げを作ってくれる。

どれだけ、コピーライティングのDMに助けられたことか・・・

商売を始めるなら、この技術は必須だと思っています。(投資は別ですが・・・)

この必須ツールを解説した本を今回はご紹介いたします。

おっと、その前に、コピーを書く以前に、決して外せない大切なことを書きます。

セールスコピーで絶対外せない大切なこと

まずは、コピーの構成うんぬんを書く前に、一番大切な心構えを書いておきたいです。

素人がよくやってしまうミスなんですが、読み手にとって、特徴やメリットなんて、どうでもいいんです。

例えば

カメラなら、何万画素とか、20倍拡大とか・・・

そんなものは、マニアックな人しか興味がありません。マニアは、放っておいても自分で調べて、気に入ったものを買います。でもあなたが売りたい相手は、マニアではなく、1人でも多くのお客さん。

でしたら、特徴やメリットは最後に書いて下さい。と、いうより、要らないかもしれません

お客さんが欲しいのは、

「これを買って、私の何が解決できるの?」

「これを買って、私にどんな未来が待ってるの?」

「これを買ったら、どんな期待ができるの?」

「これを買ったら、私に何が得られるの?」

もうお分かりですね!この世のすべての商品やサービスを買う理由は、

「私(お客様)の、何を解決してくれるの?」

です。主役はお客さん。決してメリットや特徴や機能ではないってことです。

コピーライティングの技術うんぬんの前に、ここをしっかり意識して作らないと、どんなキレイな文章書こうが、理想の構成で作ろうが、確実に”コケ”ます。

私も、もう何十種類ものコピーを作ってきましたが、一番最初に考えるのは、まさにこの部分です。

それは、この著者さんもしっかり言ってます。それくらい、大切なことだということです。

さて、この本の全体の構成をこれからお伝え致します。

セールスコピーの構成

○売りたい相手の、興味の度合いで書くことを変える。

 ①商品を知っていて、興味がある人。

 ②商品は知ってるけど、今のところ欲しくない人。

 ③商品を知らないし、興味も無い人。

この3つのタイプを、どう書き分ければ良いかを紹介しています。

○ペルソナ(あなたが売りたいターゲット客)

に対してドンピシャに伝わるコピーは、どう書いていくか。

ほかにもまだまだありますが、このあたりはかなりページを割いて伝えています。

そして、キャッチコピーの構成に入っていきます。

○キャッチコピー(見出し)

のつくり方、キャッチの事例、と基本がふんだんに載せてあります。

(以下、ここからすべての構成にこの3つがていねいに書かれています)

○リード(キャッチから、読み手を本文に引き込むための文章。または、もっと読みたいと思わせるためのつなぎ)

○ボディーコピー(本文。次へ、次へと読み進めるための構成と言葉選び)

○クロージング(行動を起こしてもらうためのコピー)

○オファー (特典、メリットなど。ここで初めて、メリットが出ます)

お持ち帰りでピザ1枚無料。

30日間無料。

全額返金保証。

年間パスポートで○○円お得!  

今なら、無料雑誌がついてきます!  などなど・・・

他にも、心を打つ物語風に作るコピーのつくり方や、映画のような構成のコピーの紹介もいくつか書いてあります。

キャッチコピーで読み手の興味を一気に引く言葉や、その使い方もかなり載せてあるので、この本一冊で、ほとんどの商品のコピーを作ることができますし、その書き方も理解できるはずです!

ただし・・・・

コピーライティングのすべての技術が書かれているので、すべて覚えるのはムリだと思います。コピーライターになりたいのなら別ですが・・・

1回は全部読んでもらって、だいたいの感覚がつかめたら、そのあとは必要に応じて調べるという感じで使うと良いです。

言い換えれば、

「コピーライティングの百科事典」

みたいな感覚で使ってみて下さい。また、

最初はとっつきにくいと感じるコピーライティングですが、

上手な文章を書く必要はありません

セールスコピーは、詩や小説ではないので、文章力は不要。

コツとしては、キャッチ(見出し)からオファーまで、いくつかの言葉を書きだして、それを組み合わせていくパズルのような感覚で作ったほうが、バランスも良く上手に仕上がると思いますよ!!

(私はこの方法でコピーを作ってます。プログに関しては、流し書きですが・・・(笑)

コピーライティングを覚えると良いもう一つのメリットは、外注に出して書いてもらう時も、その良し悪しが分かることです。

コピーライターにも、この著者のように結果を出せる上手な人もいれば、基本やペルソナも理解していないような”にわかライター”なんかもいたりします。

基本をちゃんと知っておけば、下手なライターと上手なライターの見分けもつきますし、校正もピンポイントで頼むこともできますからね。

ちなみに、コピーライターに任せる場合は、出来る限り慎重に選んでくださいね!

下手くそライターが作ったコピーですと、ホントに売上や問いあわせの件数が激減しますから・・・

PS

私は、お客さんを新たに獲得したい時や、新規事業を始めるときは、ほぼ100%

DMを出していました。

ドサ回り(飛び込み営業のことね)やテレアポもしましたが、これで面談できても、どうしても見込み客と私の間に、目に見えない上下関係が生まれてしまいます。

(頼み込んで営業するので、あちらが上。こちらが下。みたいな・・・)

でも、これを覆す強者営業マンもいます。私の知り合いに。すごい!の一言!

それはさておき、DMを読んでくれた相手はすでに、こちらの提案内容を知っています。

(何が得られるか、何を解決できるか、相手にとってどんなメリットがあるか。など)

それで反応した方と商談する訳ですから、話も早いし、相手の聞く姿勢も積極的だし、商談がスムーズなんです。

でもって成約率も高い。

だから、私はいつもDMを送ってました。

もう一つ。DMはお金がかかるし面倒だからイヤだという人もいるけど、自分が走り回って足を棒にして、一件もアポを取れない場合は、自分自身の時間もムダになってしまう・・・

この損失も、バカにはできません。

最近は事業も軌道に乗ってるので、DMを作る機会も減りましたが、これからも、新規のお客さんを獲得したい場合は間違いなくDMを私は使っていきます。

でも、DMつくるのメンドクサイから、俺は飛び込みでもいい!っていう方もいるので、それは人それぞれで決めれば良いとは思います。

どっちにしても、最終的にはお客さん獲得して、

”売上”

を作るのが目的ですからね!

あなたのビジネスライフがより良くなりますように。

読みやすさの難易度 中

出版社 パル出版

著者  大橋一慶

気になったらこっちをクリックです(笑)↓