ビジネスを成功させるヒント

ブレイクスルーブランディング

こんな方におすすめ

○お金をなるべく使わず、

  個人や小さい会社でも、

   ブランディングして有名になりたい。

今、あなたが経営や集客に行き詰っているなら,これは必読書です。

なぜかと言えば、この本には、どこにでもある商店や会社が、世間から注目を浴び、お客様から熱い支持を得るまでになった事例とノウハウが詰まっているから・・

さあ、本題に入ります。

この本は、第1章から5章まであり、

第1章では倒産寸前のお米屋さんが復活した事例。

第2章ではブランディングを作るためのポイント。

第3章、4章では実践編。

最後の第5章では、ブレイクスルーした3社インタビューが載せてあります。

最初の第1章から順番に、いつものように要点のみをご紹介していきます。

第1章 お米屋さんの成功事例

倒産寸前だった、原宿にあるお米屋さん、小池精米店の成功事例が紹介されています。

このお米やさんが、経営難からどうやって復活していったのか、そのプロセスが詳しく書かれています。

自分は、なぜお米屋をしているのか?という自問自答から始まり、それをお客様や周囲へ発信していくための流れや、

ビジョン、ミッション、ブランドアイデンティティの3つを柱にして、いかに独自性を出していったのか、またファン顧客を獲得していったのかを分かり易く説明しています。

3つの柱である、ビジョン、ミッション、ブランドアイデンティティについても、それが何故必要なのか、それを突き詰めていくとどういうブレイクスルーが起こるのかも良く理解できると思うので、個人的には、この第1章は飛ばして読まないほうがいいんじゃなかと考えます。

そして第2章では、

ブランディングで上手くいくためのポイント

が詳しく書いてあります。

飲料水のレッドブル。を例に、

自分、または自分の会社は、何を売って、どんな信念を持って、またお客様にどうなって欲しいかを”ハッキリ明確に”伝わるにはどうすれば良いのかが理解できるでしょう。

そのための大切な事を、ここで簡単にご紹介すると、

○一貫したイメージを発信する。(ブレない)

○独自のビジョン、ミッションをハッキリさせ、伝える。

○そのための”壁を”突破する。

 (社内の壁、関連会社、協力会社の壁、顧客の壁)をどう突破していけば良いのかを知ることができます。

また、現状とゴールをしっかり見据えて、そのための取り組みに1つ1つ集中することの大切さも伝えていますので、ブランディングを作るための設計図として参考にしてみて下さい

この作り方を読むと、第3章、4章では、

ブランディングを作るための実践編

となっていきます。

自分や会社は、お客さんのために、こういう信念をもっている。こんな使命(ミッション)を持っている。という”ブレない軸”を創り、それに沿ったロゴのつくり方や、それをどのように発信していけばよいのかが順番に書かれています。

また、これらをどう具体化し、計画して行動するのかの組み立て方も記してあるので、これを参考に実践することもできます。

ここでは、上手な宣伝方法(マスコミの話題になるような発信方法)なども何度か紹介されていますので、それを目指しても良いです。

*そのためには、”ブレない軸”を作ることが大切ですが。

あとは実際に読んでみて、ご自分に当てはまるかどうか、実践できそうかを判断するのもありだと思いますよ。

ただし、やっぱり簡単ではないので、そこはご自分が本当にブランディングを成し遂げたいかどうかの”意思の強さ”も大いに関係してくるところでもあります。

次の第5章では、

実際にブレイクスルーした3社のインタビュー

で締めくくられています。

ここでは、ブレイクスルーするためのそれぞれの経緯や葛藤、そして乗り越えた障害などがインタビュー形式で進められていますので、「生の声」としてご参考にしてみて下さいね!

最後に、

この本で事例として載せてある企業や会社をご紹介致します。

小池精米店(お米屋さん)

つきじ松露(卵焼き屋さん)

稲庭うどん(うどんの製造工場)

鈴ノ屋(駄菓子屋さん)

りんごの木(長野の美容室)

これらはすべてブランディングに成功したお店や起業です。

ブランディングしただけあって、HPも個性が溢れていますので、一度のぞいてみてもいいかもですよ!!

PS

最初に書きましたが、今、あなたが経営や集客で悩んでいるのなら、どこかで

ブレイクスルーを起こさなければ、何も現状は変わらないと思います。

例えば、

「ライバルの○○という商品が売れているからうちもマネしてみよう」

とか、

「他の会社が○○というサービスを始めたからうちもやってみよう」

とか、それで上手くいったとしても、今の売上の10%~30%くらいの上乗せ程度ではないでしょうか?

下手をすると、あまり変わらないかもしれません。

流行ってる商品を仕入れることは悪いことではない。他社が始めたサービスをマネするのも悪いことではない。しかし、その後はどうなるか?

その商品やサービスが下火になったら、また違うものを探すしかありません。

それの、繰り返し・・・・

いつまで経っても、アップダウンを繰り返す羽目になります。

小さい会社が一躍大きくなったのは、イノベーションを起こしているというパターンが、実に多いです。

ホンダしかり、トヨタしかり、京セラやパナソニックの前身の、松下しかり・・・

そこまで大きくはならないにせよ、イノベーションを起こした会社は、他のライバル会社に圧倒的な差をつけています。

仮に、この本に書いてある事例のように大きなチェンジは出来ないにせよ、商品を少し変えてみるとか、お客様への接し方やサービスの仕方を変えるくらいは、すぐにできるはず。

私は、このプログを誰も読んでいないころから、必死で作っています。

それは、読んで頂いた方が1人でも多く、”今”よりも成功して欲しいから・・・

こういう情報を仕入れるだけの頭でっかちではなく、”実践”してこそ、前に進むと思うのであたなも何かしらの行動をして頂けることを心から願っています。

ナマイキ書いてごめんなさいね!でも、私の切実な思いですよ!

読みやすさの難易度 中

出版社 クロスメディア、パブリッシング

著者  長田 敏希

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